複利の力とは?老後資金2000万円の貯め方
複利の力とは?
複利の力とは、運用で得た利益や利息を再び投資することで利息が利息を生んで、どんどん膨らんでいく効果のことを言います。
お金自信に働いてもらって、増やしていくイメージです。
具体的な増え方をみてみよう、利回り3%~6%だととのくらい違うの?
楽天証券の無料サイト、つみたて簡単シミュレーションがとても便利なので、このサイトを使って具体的にどのくらい増えるのかイメージしていきましょう。
まずは、ここに出てくる言葉について。
利回り(年利)とは
投資した金額に対する年間の収益割合(1年間の平均値)のことです。
それでは、具体的な数字でみていきましょう。
つみたて簡単シミュレーションの使い方
使い方はとても簡単で、「毎月積立額」「積立期間」「リターン(想定する利回り)」の3つを入力していきます。
今回は、例として、つみたてNISAで利用できる年間40万円(月33333円)を老後資金のため30年間運用するシミュレーションとしてみます。
利回り3%の場合
月33333円を30年間利回り3%で運用した場合、
元金11,999,880円が、30年後19,424,369円となります。元金に740万円上乗せされています。
利回り4%の場合
月33333円を30年間利回り4%で運用した場合、
元金11,999,880円が、30年後23,134,749円となります。元金に1100万円上乗せされています。
利回り5%の場合
月33333円を30年間利回り5%で運用した場合、
元金11,999,880円が、30年後27,741,677円となります。元金に1570万円上乗せされています。
利回り6%の場合
月33333円を30年間利回り6%で運用した場合、
元金11,999,880円が、30年後33,483,500円となります。元金に2140万円上乗せされています。
どうでしたか?利回りが1%あがるだけで、30年間運用するとこんなにも結果的に金額が変わってきます。
これが、複利の力です。
それでは、現実的にこんな利回りは可能なのでしょうか?
現実的な利回りってどのくらい?初心者にインデックス投資をおすすめする理由
先のことがわかる人はいないので、必ず利回り〇%!ということは言えないのが投資の世界です。
元本割れするリスクはついているので、どこにどのくらい投資するかは、最終的には自己判断になります。
筆者は1年前から投資の勉強をし始めましたが、インデックス投資をしています。
インデックス投資とは、どこかの会社単独に投資するのではなく、株価指数と同じ値動きを目指す投資手法のことをいいます。
例えば、日経平均(日本の大企業を集めたパック商品)やNYダウ(米国の有料企業30社を集めたパック)なども指数です。
この投資手法は、世界経済全体の成長に応じて株価が変動するので、
今後長期的に経済が成長することを考えると、長い目で投資すればお金は増える、と言われており、10~15年で利回り3~7%ほどと言われています。
筆者は、S&P500(アメリカの代表的な500銘柄の株価を基にしたパック)に基づくファンドを購入しています。
インデックス投資は、短期的な投資手法ではなく、長期投資であれば勝てる可能性が高いと言われています。
したがって、老後資金など、30年後まで引き出す予定のない資金として運用することは、候補の一つになると思っています。
コツコツ小額から積み立てることができ、つみたてNISAはとても簡単にできますので、ぜひ、老後資金の貯め方に悩んでいる方は検討してみてくださいね。
今日は複利の力について書いてみました。
まとめ
〇利回り1%~6%では30年後大きな差がある
〇長期的な貯蓄には、インデックス投資がおすすめ
〇出来る範囲で無理なく積み立てる
〇初心者はつみたてNISAから始めると安心
それでは、今回はここまでです。