家計管理

生命保険を見直して年間60万貯金!貯蓄型積立保険編【固定費削減における節約ポイント】

今日は固定削減の中でも大きな比重を占める生命保険についてお話しします
保険に入っていると安心だよね。何かあっても大丈夫でしょう?
保険には、たくさんの種類があります。同じ内容でも保険会社にたっぷり手数料を払っているようじゃお金はたまりません。必要な保険を上手に選ぶ必要がありますね。
手数料?そんな話されたことないけど引かれてるんだね。
自分が損しないためにも、「保険の考え方」と、「知識」をつけておくことは大切です。まずは読んでみてくださいね。

このページでは、一番金額が大きく我が家の見直しポイントとして重要であった「貯蓄型の積立保険」について書いていきます。医療保険など他の保険については、次回載せていきます。

生命保険を見直して年間60万貯金!貯蓄型積立保険編

はじめに

みなさん、生命保険はかけていますか?
意外と金額が大きい固定費の一つになると思います。

生命保険は、その人によって必要なものが変わってきます。

◯家庭環境(結婚しているのか、子どもは何人いるのか)
◯余剰資金はいくらあるのか
〇収入
◯住宅や車などローン支払い状況など

なので、この保険が絶対おすすめ!ということは私には言えません。
ただ固定費削減のために勉強した
保険の考え方
実際に私が行って年間60万円節約した具体的な方法
についてお伝えしていこうと思います。

私のように月に数万円生命保険に支払いをしている方は、節約項目として避けては通れない部分だと思います。
私の場合、複数のFPさんに相談しましたが、全員に「保険の割合が高すぎます」と言われました。
これを機に「保険は安心」の考えを捨てて思い切ってゼロから考え直すことにしました。

〇いつもお世話になっている保険屋さんだから申し訳ない。
〇解約したら損になるんじゃないか。
〇保険かけないと何かあったら心配。

そんな考えがよぎっている方、よくわかります。
まずは、このブログを読んで、少しでも考え方を変えるきっかけになると嬉しいです。

月に9万円保険をかけていた我が家がどんな保険に入っていたかというと、

医療保険
がん保険
ドル建て保険
貯蓄型の積立保険

これらを夫婦二人分、特に貯蓄型の積立保険を多くかけていました。

貯蓄型積み立て保険について

貯蓄型の積立保険にも終身保険や老後資金を考えた個人年金保険などいろいろありますが、
名前の通り、万一の際の保障だけでなく、貯蓄性があるのが特徴です。
保険期間の途中で解約した場合にも解約返戻金も受け取れる商品です。

私が入っていたのは貯蓄性のある終身保険とドル建て終身保険でした。
単純にお金を貯蓄する機能があるだけでなく、満期まで毎月の保険料を支払っていると、
積み立てた以上のお金が返ってくる可能性があるような保険
です。
これは言い方を変えると、
保険と投資が合わさった商品
ということです。
保険という機能をもちながら、生命保険会社が資産運用をして元金を増やしているということですね。

なので必ず、こういった保険には『元本割れのリスクがある』と記載されています。
こういった記載があるものは、手数料の高い投資信託を購入していると考えてください。

え?どういうこと?保険を買っているのに投資信託を買っていたのと同じってこと?
そういうことです。「投資はこわいからしたくない」と思っている方もこういった貯蓄型積立保険に入っている時点で投資商品を買っているんですね。

では、保険と投資が合わさった商品というのは、長期的にみてどうなのでしょうか。

例えば、
同じ投資先で利回り3%で運用していたとします。
※利回りとは、元のお金に対してどのくらい増えたか示す割合のことです

A:月10000円自分で投資信託を購入し、死亡保障1000万の掛け捨ての生命保険を月2000円で購入する。
B:月12000円で、死亡保障1000万つきの貯蓄型積立保険(保険会社による運用)を購入する。

AとBの共有事項
〇月々の支払い金額は同じ12000円
〇死亡保障が1000万
〇同じ利回り3%

一見同じような内容に見えるこの2つですが、
Bは保険会社を通すとその分高い手数料がひかれています。
Aのように自分で投資信託を購入した場合も手数料はかかりますが、私自身が購入した投資信託の手数料は0.1%とかなり少ないです。

もしご自身で、貯蓄型保険(元本割れのリスク有と記載されている商品)をかけている方は、計算してみてください。

例えば、同じ利回り3%で増えたとしても、保険の場合は30年後いくら戻ってくるのか。
(保険を購入した際にもらう冊子や説明事項に書いていることが多いです)
自分で資産運用すると30年後いくらになるのか。
その際、楽天証券の積立かんたんシュミレーションで計算すると早いです。無料で使用できます。
月の積立額と、期間、利回りの入力をすると、自動で計算してくれるとても便利なサイトです。

保険に入る際に、保険会社に支払う手数料について具体的に教えてもらえたことは、私の過去の経験からはありません。
ただこの手数料の差は20年、30年後大きな差になります。
高い手数料を月々支払いをしているのだから、自分で投資するより増えないのは、納得ですよね。
たかが数パーセントの手数料ですが、投資をする身としては利回り3%なのに3%手数料取られていては意味がないのです。

必要は分は掛け捨て保険にし、余剰資金で投資をした方が、シンプルに残る金額は大きくなります。

投資は、今後どうなるか誰にもわからないし、常に増えたり減ったり、リスクのある商品です。
「投資なんてこわい。よくわからないからできない」といっている方も貯蓄性のある積立保険に入っている時点で手数料の高い投資商品を買っているんです。
元本割れのリスクのある保険(貯蓄性のある積立保険)を買うくらいなら、自分で投資信託を買いましょう。

また、貯蓄型保険は一般的に5年間、10年間といった長期間の加入が必須条件となることが多いです。途中で支払いが難しくなり解約となった場合、支払った金額よりももらえる金額が少なくなる『元本割れ』が起こる可能性があるからです。自分で投資信託を購入する場合は、どのタイミングでも売買できますので解約手数料や、元本割れのリスクを背負う必要はありません。

今の時代少し調べれば「投資信託の購入方法」はたくさん載っています。
今回は保険についてのお話なので簡単しか載せませんが、
投資信託の第一歩として初心者が始めやすい「積み立てNISA」という制度もあります。

【積立NISA】
◯20年間は運用利益(運用によって増えた分)が非課税になる。
◯国が厳選した長期安定運用などの基準を満たした商品が対象の投資信託。

私も1年前まで全くの初心者でしたが、簡単に積み立てNISAを始めることができましたよ。これについてはまだ後日書きたいと思います。

まとめ

〇貯蓄型保険(元本割れのリスク有と記載されている商品)をかけている方は、投資と保険を分けて考えることが大切。
〇必要な保険は、掛け捨て保険に変更する。(子供がいる家庭ではどんな保険がおすすめかは次回お話しします)
〇自分で投資信託を購入する(初心者は積み立てNISAがおすすめ)

私は、たくさんかけていた貯蓄型積み立て保険を解約、払い済みにすることで固定費削減ができました。
まだまだ他にも節約できた保険はありますので、続きは次回ご覧ください。

それでは。